どうも、ハヤトです。
 
外反母趾プログラム2日目になります。
 
 
前回のまとめ
外反母趾の原因は、
足裏の筋肉が硬直して、親指を引っ張って曲げているから。

そして、それを良くするには、
トレーニングや、ストレッチ、マッサージではなく、

筋肉を正しくゆるめる事が大切である。

ということで
優しい刺激で筋肉を正しくゆるめるセルフケアを紹介しました。

 
 
前回の記事は外反母趾を改善する上で
最も重要な内容なので、
ぜひしっかり読んで、セルフケアも試してみてください。
 
 
そして、
今日の内容は、その基礎を踏まえたうえでの上級編です。
 
 
上級編といっても
何かが難しくなるわけではありません。
 
 
ただ、外反母趾という問題を、
少し広い視野で捉え直して、より根本的な解消を目指していこうという話になります。
 
 
前回の記事のなかでも少し話しましたが
 
外反母趾だからといって、足だけに問題があるわけではありません。
 
 
 
足裏の筋肉が硬くなると、外反母趾になる。
 
では、そもそもなんで、
足裏の筋肉が硬くなってしまうのでしょうか?
 
 
そうやって視野を広げて
カラダ全体を見て、きちんと整えていく必要があります。
 
 
すると、
外反母趾を根本から克服できるだけでなく、
 
腰痛、肩こり、頭痛や
呼吸が浅い、姿勢が悪い、睡眠が浅いなど
 
外反母趾を抱える多くの人が、
同時に抱えているカラダの問題を克服するきっかけをつかめるのです。
 
 
なぜならば、
これらのカラダの問題の根本原因は同じだからです。
 
 
 
今日はそういった、
『カラダ全体からみた外反母趾』
についてお話ししていきます。

カラダ全体からみた外反母趾

では、さっそくですが
 
外反母趾の直接的な原因である
足裏の筋肉の硬直がなぜ起こってしまうのか?
 
についてです。
 
 
足の筋肉が硬直する原因は、
 
『屈筋ラインの硬直』
 
です。
 
 
聞きなれない言葉が出てきましたね。
 
 
まず、「ライン」の方から説明すると、
 
筋肉というのは、
1つ1つがバラバラにあるのではなく、
端と端でつながりあっています。
 
これは、例え話ではなく、
物理的にも、機能的にもつながっています。
 
 
そして、その繋がりをたどると、
あるラインが見えてきます。
 
 
それが、
『屈筋ライン』と『伸筋ライン』です。
 
『屈筋』『伸筋』について簡単に説明すると、
 
関節を曲げるための筋肉が『屈筋』
関節を伸ばすための筋肉が『伸筋』
です。
 
 
腕でいうと
肘を曲げるための上腕二頭筋(力こぶ)は『屈筋』(赤)
肘を伸ばすための上腕三頭筋は『伸筋』(青)
です。
 
 
 
 
上半身でいうと、
背骨を伸ばすのが、背中側の筋肉(伸筋)で、
背骨を曲げるのが、おなか側の筋肉(屈筋)なわけですね。
 
 
【画像】
 
 
 
そして、大まかにいうと、
屈筋は屈筋とつながりあっていて、屈筋ラインを作っていて、
伸筋は伸筋とつながりあって、伸筋ラインを作っています。
 
それぞれのラインは耳からはじまって、足先までつながっています。
 
 
【画像】
 
 
 
このラインの繋がりは思っているよりも強力で、
足指をちょっと動かしただけでも、
それがラインを通って全身に微細な動きが生じたりします。
 
 
で、話を戻すと、
そんな繋がりを持った『屈筋ライン』の硬直が、ほとんどの外反母趾の人に起こっているのです。
 
 
 
筋肉が硬直するパターンは様々ですが、
 
 
よくあるパターンだと、
 
・パソコンやスマホ
・ソファでくつろいだり、
・車や電車などの移動
 
などで長時間にわたって悪い姿勢を続けてしまうと、
首の前側、胸、お腹など上半身の屈筋たちが硬直します。
 
 
 
 
一つの筋肉が硬直すると、
周りの筋肉の負担が増え、
だんだんその周りの筋肉も硬直していきます。
 
その状態で運動をしたりすると、
一部の筋肉に負担がかかりすぎて、硬直が進みます。
 
そうして巡りめぐって連鎖的に
屈筋ライン全体が硬直してしまいます。
 
 
そして、屈筋ラインの末端にあるのが、足裏の筋肉です。
 
これが硬直して親指を曲げてしまうのが外反母趾なのです。
 
 
世の中のほとんどの外反母趾治療が
足をなんとかしようとして、
靴を改善したり、テーピングで指を引っ張ったり、足指体操をしたり、サポーターでアーチ構造を無理やり作ったり、
と色々やっていますが、
 
体全体、特に屈筋ライン全体の硬直をゆるませていくことが実は大切なのです。
 
 
ここまで、ちょっとややこしくなったかもしれませんが
 
簡単にまとめると、
普段の姿勢の悪さや、疲れ、ストレスなどで、屈筋が硬直してしまう。

 ↓

筋肉はつながりあっていて、他の箇所での硬直が巡りめぐって足裏の筋肉を硬直させてしまう

 ↓

そうして硬直した足裏の屈筋が親指を曲げて外反母趾になる

 
ということです。
 
 
もちろん、
合わない靴やハイヒールが足に負担をかけたり、
筋肉が硬直した状態で歩くことで、
足の筋肉が硬直することもあります。
 
 
だから、
足裏の屈筋をゆるめつつ、
屈筋ライン全体をゆるませることが大切なわけですね。
 
 
屈筋ラインがゆるめば、
足裏の屈筋もちゃんとゆるんでくれるようになり、
外反母趾も次第に改善していくでしょう。
 
 
ということで、
屈筋ライン全体をゆるめていくことが、
 
外反母趾を改善するために
大切だということが少しは伝わったかなと思います。
 
 
 
で、前回も言ったように、
 
筋肉をゆるめるには、
マッサージや、ストレッチのように、無理やりほぐすのではなく、
優しい刺激で、筋肉の声を聴くようにゆるめることが大切なんですね。
 
 
具体的には、
 
筋肉に
優しく触れて、ゆらす。
優しく触れて、深呼吸する。
 
 
 
そうすることで、
筋肉が反発することなく、ちゃんとゆるんでくれます。
 
前回は、この方法で足裏の筋肉をゆるめたわけですが、
似たようなセルフケアで、屈筋ライン全体をゆるめていくことが、
外反母趾克服のステップ2になります。
 
 
でも、今はまだ、
新しいセルフケアは紹介しません。
 
足のセルフケアを紹介したばかりで
さらに追加していっても大変ですからね。
 
まずは、足のセルフケアを習慣にするようにしてみてください。
 
 
とりあえずは、
改善へのしっかりとした道のりを頭に入れて頂くために説明してみました。
 
 
本当の原因は何で、どうすればそれを改善できるか?
 
を理解するだけで、意識が変わり、
改善への希望が湧いてきますし、
セルフケアの効果もより上がっていきます。
 
 
だから、もうしばらく
身体の仕組み、痛み克服の方法論なども交えながらやっていきますね。
 
 
もうしばらく、と言ったのは、
実は、今回だけでは、伝えきれていない内容があるからです。
 
 
 
というのも、
僕の使っている施術方法、
そしてセルフケアの本当の効果は、
ただ筋肉をゆるめてくれることではなく、
 
硬直によって失われていた、
『屈筋ライン本来の機能』を取り戻すことができるのです。
 
 
 
実は、現代のほとんどの人は、
この屈筋を使いこなせていません。
 
 
そして、それこそが、
 
肩こり、腰痛、頭痛
などの痛みの原因になりますし、
 
呼吸が苦しい、疲れが取れない、めまいがする
などの症状を引き起こしますし、
 
 
今回お話したように、
『外反母趾』の原因にもなっているのです。
 
 
 
ということで次回は、
 
『屈筋ラインの本来の機能とは?』
 
について、お伝えしていこうと思います。
 
 
 
次回も、今日と同じように
勉強メインな内容になると思います。
 
 
なので、
「何か改善に向けた行動をしたい」
という方は、
 
前回の記事で紹介したセルフケアを
とりあえず、やってみてください。
 
「もう試してみたよ」って方は
今日もやってみてください。
 
 
すぐに効果を実感できる人もいれば、そうでもない人もいるとは思いますが、
とりあえず、やってみてください。
 
 
動画でコツなども含めて解説しています。
 
 
 
 
 
では、また次の記事で。