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一般的な冷え性対策で効果がでないのは筋肉が硬いから

 
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学生時代に夜も眠れないほどの腰痛を経験。
さまざまな治療を渡り歩くが治らず、最終的に自力で克服。
その時に気づいた腰痛の本当の原因と、それを改善する方法を施術、セミナーを通して教えています!
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どうも、整体サロン『ボディケアむすひ』の前島隼人です。

  • 手足が冷えて寝付けない
  • 重ね着をしても全然温まらない
  • 体を温める食事とか、正直あまり効果を感じない
  • 風呂に入っても、温まるのはすぐに冷めてしまう
  • 運動しても変わらない。そもそも運動は苦手
そんな辛い冷え性に悩んでいませんか?
治ったら嬉しいなとは思いつつも、
今まで試してきた方法では改善しなくて、
諦め気味な人も多いと思います。
一般的な改善方法としてよくあるのが、
  • 体を温める
  • 運動をする
  • バランスの良い食事をとる
などなど。
どれも大切だし、
間違ってはいないんですが、
こういった改善方法に
決定的に足りていない要素があります。
それは、
『筋肉をゆるめる』
ということです。
実は、
筋肉が硬直していることこそが、
冷え性の真の原因であり、
筋肉をちゃんとゆるめることが出来ていないから、多くの冷え性が改善していないのです。
また、冷え性対策でときどき推奨されるマッサージやストレッチも実は筋肉をゆるめるのに効果的ではありません。
今日は、
冷え性の根本的なメカニズムをわかりやすく、
でもしっかり理解していただこうと思っています。
それが分かれば、
今までの一般的な改善方法で治らなかった理由も、
これからどうすれば良くなっていくかについても、腑に落ちると思います。
よかったら最後まで読んでいってください。

冷え性のメカニズム

例えば、手足がとても冷える人がいるとします。
なぜ冷えるのかというと、
手足の細胞が熱エネルギーを十分に生み出していないからです。
だから、
バランスの良い食事をして、
血流をよくして、
手足の細胞に栄養や酸素を届けて、
エネルギーを生産できるようにするのが一般的です。
しかし実は、
いくら血流をよくしても、筋肉が硬直していたら、
手足の細胞に酸素と栄養はあまり届かず、体が温まることはありません。
なぜなら、酸素と栄養素を全身の細胞に届けているのは、『血液ではない』からです。
ここで、循環について少し説明したいと思います。
「酸素や栄養素がどのようにして、それぞれの細胞に届けられているか?」
なんて考えたことがないですよね。
なんとなく「血液が運んでる」くらいのイメージなのではないでしょうか。
確かにその通りで、
酸素や栄養素を含んだ血液は、血管を通って全身をまわっています。
問題はその後です。
酸素や栄養をたっぷり含んだ血液は、血管を通りながら、少しずつ血管から染み出しています。
その染み出した体液が、近くの細胞の間を流れながら、各細胞に酸素や栄養素を渡しているのです。
これがざっくりですが、
酸素と栄養素が細胞に届くまでの流れです。
今の話にあった、血管から染み出している体液は『リンパ間質液』と呼ばれています。
初めて聞く単語だと思いますが、
火傷をした時にできる水ぶくれの黄色い汁ありますよね。
あれがリンパ間質液で、全身の細胞と細胞の間を流れています。
余談ですが、
リンパ間質液と一般的なリンパ液はちょっと違います。

  リンパ間質液は、血管からしみだして、細胞の間を流れる体液で、細胞に酸素や栄養を渡し、老廃物を受け取ります。

  その後、下水管のような役割であるリンパ管に流れ込みます。
そのリンパ管に流れ込んだものをリンパ液といいます。

このように細胞の間にあるのが、リンパ間質液で、
リンパ管のなかにあるのが、リンパ液です。

話を戻します。
リンパ間質液は、量だけで言っても血液の2.5倍、リンパ液の10倍もあり、
リンパ間質液の循環は人体にとって非常に大切です。
しかし、
筋肉が硬直していると、その循環はとても悪くなってしまいます。
血液は、
心臓という強力なポンプによって、
常に、流れる仕組みになっています。
でも、血管から染み出したリンパ間質液には、心臓のような勝手に動き続けてくれる動力はありません。
では、何の力を頼りに循環しているのか?
それが、筋肉です。
筋肉の伸び縮みがポンプの役割をして、
リンパ間質液は細胞の間を押し流されています。
しかし、ほとんどの冷え性の人の筋肉は硬直しています。
冷え性の人には、肩こり、腰痛、頭痛、むくみなどを抱えている人も多いですが、それはどれも筋肉の硬直が原因です。
筋肉が硬直すると、リンパ間質液をポンプする機能が低下します。
すると、それぞれの細胞までリンパ間質液が十分に行き渡らず、酸素と栄養素不足になります。
その結果、
熱エネルギーの生産が不十分になり、
体が冷えてしまっているのが、冷え性の正体です。
いくらバランスの良い食事をして栄養を取って、
体を温めて、運動をして、血流を良くしても、
細胞までちゃんと届いていないなら効果は半減ですよね。
だから、リンパ間質液の循環改善を見逃したままの今までの冷え性の改善方法だけでは、効果を感じない人がたくさんいたのです。
ということで、
今の冷え性改善に決定的に足りていないもの、
それは、筋肉をゆるめて、リンパ間質液を循環させる、という発想だったのです。

冷え性を改善させるセルフケア

では、冷え性改善のために、どうすればいいのかわかりますよね。
筋肉を緩めて、リンパ間質液の循環を改善すればいいのです。
今からそのやり方を紹介します。
誰でも簡単にできるので一緒にやってみましょう。
動画の方が分かりやすいと思うので、動画を載せます。
 
これだけです。
どうでしょうか?
そんなに難しくないですよね。
手のケアなら、いつでもどこでもできますし、
足のケアも、場所があれば、簡単にできます。
筋肉をゆるめるというと、マッサージやストレッチを想像するかと思いますが、
マッサージやストレッチの刺激は強すぎるため、筋肉の防御反応が作動し、逆に硬くなってしまうことが多いです。
だからむしろ、今回のように優しくゆらすだけのほうが圧倒的にゆるんでくれます。
たったのこれだけで、
手足の循環は大きく改善し、
それぞれの細胞に十分に酸素と栄養が行き渡り、
熱を生み出すことができるようになっていきます。
今日の話をまとめると、
冷え性の改善には、
酸素や栄養を細胞に十分に届けて、熱エネルギーをたくさん生産することが大切で、
 
そのためには、リンパ間質液の循環改善が必要不可欠。
 
リンパ間質液は、筋肉のポンプ機能で循環しているから、筋肉をゆるめてあげることが大事。
 
そして、筋肉をゆるめるためのセルフケアのやり方を紹介しました。
冷えを感じた時にやってもいいですし、
寝る前にやれば、ポカポカの状態で寝れると思います。
コツコツ続ければ、
冷え性も大きく改善すると思うので、
是非続けてみてください。
ありがとうございました。
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さまざまな治療を渡り歩くが治らず、最終的に自力で克服。
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