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「なんだか息苦しい」は巻き肩ねこ背が原因かも?!

 
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学生時代に夜も眠れないほどの腰痛を経験。
さまざまな治療を渡り歩くが治らず、最終的に自力で克服。
その時に気づいた腰痛の本当の原因と、それを改善する方法を施術、セミナーを通して教えています!
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・じっとしていても呼吸が苦しくて、動きなくなる時がある。
・我慢出来なくもないけど、なんか息が苦しくて疲れやすい。
・息苦しくて眠れないことがある。
・呼吸が浅いと指摘されたことがある。
・動悸、めまい、立ちくらみなどがよく起こる
そんな「息苦しさ」が気になったことはありませんか?
突然息苦しくなった場合などは、
病気の可能性があるのでまずは受診をお勧めしますが、
慢性的に「なんだか息苦しい」という場合
それは日頃の姿勢や体の使い方に原因があるのかもしれません。
この症状は、それ単体では、
「我慢できないことはないし」と思って放置されがちなのですが、
実は、
頭痛、肩こり、腰痛、便秘、疲れが取れない、イライラ、など
本当にたくさんの不調とつながっているのです。
今日は、
そんな「息苦しさ」の根本的な原因と、改善方法に解説していきます。
※動画でも解説しています。文章よりも動画の方がいい方はこちらをどうぞ。
 

息苦しさの原因は巻き肩ねこ背?!

なぜ呼吸が苦しくなってしまうのか?
その原因は単純です。
それは、
『巻き肩ねこ背の姿勢で
肺のスペースが潰れてしまうから』
です。
巻き肩というのは、肩が前に巻き込まれてしまう状態のこと。
 
ねこ背は、ご存知の通り、背すじが曲がって前に突き出してしまうこと。
一応区別されていますが、
多くの場合、この2つはセットで起こります。
巻き肩ねこ背というのは、
スマホやパソコンをしている時などに、ほとんどの人がなってしまっている姿勢でもあります。
この時、肺のスペースが潰されてしまって、呼吸がしにくくなっているのです。
そして、この姿勢を長時間すると、
筋肉が硬直して、巻き肩ねこ背の姿勢が定着して、肺のスペースが潰れたままになってしまいます。
こうなると、慢性的に呼吸が浅くなり、
深呼吸をしようとしても肺のスペースは十分に広がらず、全身で酸素が不足しがちになります。
すると、
ちょっとしたきっかけで息苦しさを感じてしまうようになるのです。
「ちょっと息苦しいだけだからな・・・」
とこの症状を甘く見ていると、様々な不調を引き起こします。

巻き肩ねこ背が引き起こす様々な不調

首肩のコリ、痛み

この巻き肩ねこ背の姿勢は
首肩への負担が強く、それが首肩のこりや痛みになります。

②頭痛、めまい、立ちくらみ

首肩の筋肉が硬くなると、頭への血流が少なくなります。
さらに呼吸が浅くて酸素も少なくなっているから、
慢性的な酸欠になって、頭痛やめまい、立ちくらみが頻発するようになることも。

③疲れやすい、疲れがとれない

人間の体は、酸素をエネルギーに活動しているので
呼吸が浅くなって酸素量が減れば、エネルギーが枯渇し、
疲れやすくなり、疲れが取れにくくもなります。

④ストレスが溜まりやすい、イライラする

イライラしている時とか、不安で緊張している時って
呼吸が浅く、早くなりますよね。
巻き肩ねこ背では、呼吸は浅くなり、自然と早くなってしまいます。
すると、なぜかイライラしやすくなったり、ちょっとしたことでストレスが溜まりやすくなってしまうのです。
心と体は繋がっています。
この問題も軽く見るべきではないでしょう。
他にもたくさんの不調が引き起こされる可能性がありますが、
今日はこれくらいにしておきます。
そもそも、
呼吸とは ”生きることそのもの” なのです。
死ぬことを「息をひきとる」と表現することもありすが、
通常、人は死に向かっていくと、だんだん呼吸が浅くなり、そして止まります。
つまり、呼吸が浅くなる=死に近づいているという事なのです。
このことを決して甘く考えてはいけませんよね。
で、そうなってくると、
なんとか巻き肩ねこ背を改善したくなってきますよね?
息苦しさや、様々な不調の原因になりますし、
単純に見た目も悪いですからね。
ということで、ここからは
巻き肩ねこ背の改善方法を解説しています。

息苦しさを引き起こす巻き肩ねこ背の改善方法

巻き肩ねこ背のそもそもの原因は単刀直入にいうと
体の前側の筋肉の硬直です。
顎や、首の前側、胸などの筋肉が硬直することで、
頭が前に突き出し、背骨は曲がり、肩が前に巻いて来るのです。
で、多くの姿勢矯正では、
背筋を伸ばす、胸を張る、顎を引くなどのアドバイスで後ろに引っ張り返すようにしたり、
ねこ背矯正ベルトなどで、後ろに引っ張り返したり、
肩甲骨を寄せる体操などで、後ろに引っ張り返したり、
するわけですね。
これってつまり、
前と後ろで引っ張り合いをしているわけです。
よく、
「いい姿勢を意識すると疲れる」
「意識していないとすぐに悪い姿勢になる」
といった声を聞きますが、
これは当然の話で、
引っ張り合いをしていたら疲れますし、
後ろに引っ張り返す意識をしなくなったら、前に引っ張られる(悪い姿勢になる)のです。
じゃあどうすればいいのか?
もうお分かりかと思いますが、
「前から引っ張っている筋肉をゆるめてあげる」
これだけなのです。
筋肉をゆるめる方法として重要なのが
『強制力』をかけないこと
です。
強制力なんていうと聞き慣れないかもしれませんが、
要するに、
無理やりゆるめようとしないこと
が大切なのです。
「無理やりゆるめる」って
言葉にすると、なんか違和感がありますよね。
でも、実際よく行われています。
筋肉をゆるめる、というと
マッサージやストレッチを思い浮かべる人が多いと思いますが、
これはどちらも「無理やりゆるめる」行為になります。
だってそうですよね。
筋肉だって、
なにか理由があって硬直しているはずなのに、
それを無視して、無理やりストレッチして伸ばそうとしたり、
グリグリ押してほぐそうとされたら、
当然、抵抗します(つまり、より硬直します。)
筋肉はモノではなく、イキモノなのです。
無理やりコントロールしようとするのではなく、
優しく筋肉の声に耳を傾け、
筋肉が心地よいと思う方向に一緒に向かっていかないとゆるんではくれません。
そこで、なにをどうすればいいのか?
というと、やることは簡単です。
筋肉に優しく手を触れて、ゆらす。
これだけです。
たったこれだけで、筋肉はゆるんでくれるのです。
言葉で言っても、なかなか信じれないと思いますので、
実際に体感してみてください。
誰でも今すぐ簡単にできるセルフケアを紹介します。
 
いかがでしょうか?
たった数十秒でこれだけの変化がおきるのです。
簡単にできるので試しにやってみてくださいね。
こうやって筋肉をゆるめていくと、
体を前側に引っ張る力がなくなって、
自然と、姿勢が整っていきます。
いい姿勢というのは、頑張って背筋を伸ばすことではなくて
全身の筋肉の緊張をゆるめてリラックスしたときに自然とできるものなのです。
その状態になれば、
意識していなくてもいつも綺麗な姿勢でいられます。
肺のスペースが大きく広がって、
呼吸も深くゆったり出来るようになり、息苦しさとは無縁になれます。
肩こりや、頭痛、めまいも改善していくでしょう。
酸素が十分に全身を循環し、
体からエネルギーが溢れ、
体力面でも、精神面でも余裕が生まれてきます。
先ほども言いましたが
呼吸とは『生きること』なのです。
より良く生きるために、
あなたも是非試しにやってみてください。
ありがとうございました。
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学生時代に夜も眠れないほどの腰痛を経験。
さまざまな治療を渡り歩くが治らず、最終的に自力で克服。
その時に気づいた腰痛の本当の原因と、それを改善する方法を施術、セミナーを通して教えています!
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